夜寝ていて、あしがつる。運動中にあしがつる。
痛いし、治ってきたと思ってもまたつるし・・・
皆さんも一度は経験あるのではないですか?
そもそも「つる」メカニズムはなんでしょうか?
分かりやすく単純に言うと筋肉が伸ばされると筋紡錘(きんぼうすい)が
それを感知し、筋肉が伸びすぎて断裂(ケガ)しないように脊髄に神経情報を
送り筋肉に縮め!と指令を出し
腱の中の腱紡錘(けんぼうすい)が筋肉が収縮して腱の伸びを感知すると、
断裂(ケガ)を防ぐためその情報を脊髄に神経情報を送り筋肉を弛緩(しかん)させる。
この腱紡錘の働きが鈍って筋肉が異常に収縮すると「つる」
では、なぜ「つる」のか、原因はひとつではないですが、
①電解質の異常→電解質とはマグネシウムイオンやカルシウムイオン、
ナトリウムイオン、カリウムイオン、クロールイオン、などの電気を通す
ミネラルのことで、不足してくると神経伝達に支障が生じ、腱紡錘の働きも鈍くなり
あしが「つる」
②脱水→特に汗をかきやすいこの時期、汗から水分と同時にミネラルも
奪われて「つる」
③加齢→筋力低下による腱紡錘の働きの低下、
これは就寝時にも言える事で更に睡眠中は汗もかいていて、ミネラルバランス
も崩れやすく、更に布団からあしをだしていて冷えが、血流が滞って
電解質が運ばれにくくなり「つる」
④疲労→過度の筋肉緊張による筋紡錘と腱紡錘の過敏な状態により「つる」
なので、シンプルに水分補給、とチーズやヨーグルト梅干しやバナナ、海藻類、スイカなどの夏野菜、
大豆系製品などからミネラルも補給し、年配の方は適度に運動しふくらはぎをよく使いましょう!(^^)!